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VIVIDUS

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文章力を向上させる為の3つのトレーニング方法

文章力の向上というのは社会人にとって必要である。文章を書く機会が増えるし、文によって人となりを判断されてしまうことだってある。今では多くの文章力向上講座やセミナーが開かれているくらい、需要もあるのだ。

そういう私も、人と「話す」職業だったため、今まではあまり「文章力」ということを意識してこなかった。しかし、「文章力」は「話す言葉」と同じだということに気付いてからは、必死になってトレーニングしている。 今回は、文章力向上に使える3つのトレーニングを紹介していきたい。どれも今すぐにでも出来るものなので実践してみてほしい。

1.音読

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小学生の頃にあれほど嫌だった音読だが、日本語をしっかりと使えるようになるためのトレーニングになる。 『語彙力こそが教養である』の著書、齋藤孝氏はその著書の中で「坊ちゃんを6時間かけて音読した」というエピソードを紹介している。

日本語の達人が実践し、おすすめするその方法、試してみてはいかがだろうか。 その際は、もちろん好きな物を音読して構わない。

簡単な、それこそ児童図書から始めても良い。そこから、小説のお気に入りの場面とか、哲学書の難解な表現に挑んでみる。 まずは一番簡単な音読を、試してみよう。

2.暗写

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暗写(あんしゃ)というのは造語になってしまうのだが、「暗記」と「写経」をくっつけたもの。つまり、一文を読んでそれを暗記し、紙に書いていくというもの。書いた後は違いを見つけ、自分で添削をしていく。

私はこの方法が非常に好きだ。日本語の表現を学ぶことも出来るし、哲学書の場合には、より作者の魂が入り込んでくる感じがする。書と一体と成れる感じがするのだ。

こちらもまずは簡単なものから始めてみると良いのではないだろうか。読書の習慣がある人は少し難しい本からでも良いだろう。

分かりやすい文章というのは、ある程度の「型」がある。それを色んな表現をもとに、自然に学べるのがこの暗写の良いところだと私は感じている。

3.要約再生トレーニング

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かの有名なベンジャミン・フランクリンの文章修行法と言われているものである。 やり方は以下の通りだ。

(1)元となる文章の要約を作成する。

(2)元の文章の、細かい所を忘れる位の時間を置いてみる。(私は3日ほど置いてみた)

(3)要約だけを頼りに、元の文章を再生してみる。

(4)暗写の時と同じく、添削を行う。

特に「表現豊かに書きたい」人に向いているトレーニングだ。自分の表現と元の表現の差を痛感することが出来る。 私もそうだが、ついつい文章は単調になる。豊かな表現を作家たちから学ぶのには打って付けの方法である。

あれもこれもと知るよりまずは試してみること

文章力向上の方法は数多く存在する。しかし、あれもこれもと知ると頭でっかちとなり「やったつもり」になって何も力になっていないこともしばしば。 そうなってしまう前にまず、やってみる。音読してみるし、音読したものを暗写してみるし、要約再生してみる。 それだけでも、だいぶ文章力はつくのではないだろうか。 齋藤孝氏がお子さんと一緒に読んだ、日本の名作を味わう良い機会なのかもしれない。