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鬼速PDCAは「俯瞰力」が身につく最適な教材である

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先日、鬼速PDCAという本についてのざっくりした初見の感想を述べた。光栄なことに、著書である冨田さんからTwitterで紹介していただいたりもした。

今回は何度も実践しながら読み返したところで感じたことを書いていきたい。それが今回のタイトルでもある、鬼速PDCAは「俯瞰力」がつく教材であるということだ。 [:contents]

鬼速PDCAの概要をおさらい

鬼速PDCAというのは、ただ単にPDCAサイクルを回すものではない。その深さは何度もやらなければ身につかない。冨田さんも著書の中で

そもそも、私はPDCAサイクルについて、マネジメント手法というよりも「前進を続けるためのフレームワーク」であるという認識を持っている。

と述べている様に、単なる手段ではなくて、1度きりの人生をより良く生きるフレームワークとなり得るのがこの鬼速PDCAだ。

ゴールと現状の間に生まれるギャップから課題を洗い出し(この時役に立つのは以前ベストセラーとなったゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニングでのメソッドが役立つと思う。)、その課題を「因数分解」する。

因数分解とはその課題を「つまりそれってなんなの?」と構成する要素で深く分解していき、そこから解決策を導き出す、と私は現状理解している。(後々違って来るかもしれない)

因数分解の最初は「漏れなく重複なく」行うのがポイントだ。この方法についても著書では触れられていた。これにより因数分解のスタートダッシュを確実なものに出来る。

そしてその課題→解決案から実際の行動までをある基準を設けた優先度で絞る。「やること」と「やらないこと」を決めるフェーズだ。

そして実際にタイムマネジメントやモチベーションのマネジメントを行いながら日々のToDoをこなす。

振り返りの時は「出来たこと」も「出来なかったこと」も「どちらも」洗い出す。

成果を出すには必ずしも悪いところを直すだけではなく、いいところを伸ばしたほうが全体効果が大きいこともある

何も改善だけが前進を加速させるのではない。出来たこと、出来なかったことを整理し、「直す」のが良いのか「伸ばす」のが良いのかを決めていく。そしてまた実行に移す。

時にはゴールの設定を変更する場合もあるかもしれない。

この様にPDCAの過程ひとつひとつに関して詳細に著書では方法論が説かれている。

僕はこのスキルを実行していく時に大切なのは「縦を感じる」ことだと思っている。

縦を感じられるから進むことが出来る。

例えば「ダイエット」を例にしてみたい。

ゴールを5kg減量、課題は「毎日間食をしてしまうこと」、解決案は「1日2回のおやつを1回に減らす

」、具体的な行動としては「毎日1回だけおやつを食べる」とした。

これを図に表すと以下の様になる。

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ToDoだけに集中してしまうと(もちろん日々の中ではそれが大切!)そもそも何のためにやっていたのかを忘れてしまう。

ToDo→解決案→課題→ゴールという繋がりを常に意識すること、つまり全体を「俯瞰視」することがこのスキルでは大切だと僕は感じている。

人は、今やっていることが本当に成果の上がるものかどうかどうしても不安になってしまう。そんな時にこの「縦を感じる」ことが出来れば、「15時のおやつだけにする」ことが5kg減量(のひとつの要因)に繋がると感じながら日々の行動をすることが出来る。

もちろん振り返りで思った様に成果が出なければまた修正すれば良い。自分の日々の行動が解決案となり、課題の達成の助けとなり、結果として設定したゴールをクリアする。ひとつのPDCAの中にもそういったことを感じながら、「俯瞰」と「集中」で物事に向かいたい。

人はときに、長期的な目線を忘れて短気に走り、マクロな視点を忘れてミクロに走り、本質を忘れて形式に走る。

著者の言葉通り、大きな視点を忘れない為にも「俯瞰」というひとつの視点を持ってみながら行うと良いのかもしれないと感じた。

この「5kg減量」というひとつのPDCAにも、さらに大きなPDCAが存在する。もちろん人それぞれで良いが私は以下の様に思う。簡単に図に表した。

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「5kg減量」はその人にとっての「美と健康」のひとつの要素であり、「美と健康」というのはその人の「幸せ」を構成するひとつの要素であるということだ。

ということは究極、「1日1回だけのおやつ」というToDoが、「幸せ」という大きな大きなPDCAを回すパワーとなるのだ。これは大きなモチベーションとなる。

身近にある幸せに気付いていこう

仮に「幸せになる」というテーマで因数分解を進めたとしよう。  それを本気で完成させたら因子の数は軽く1000個は超えるはずだ。

無理やりこじつける形になってしまったが、この「幸せになる」を構成する要素に「美しくあること」や「健康であること」が含まれていた場合、その小さな小さな解決案として今回の「おやつ」の一件がある。

僕たちは、富や名誉などに幸せを求めたりする。しかし、個々の「幸せ」を構成する要素は、それこそ千差万別だ。

その要素のひとつを埋めるためのスキルとして、鬼速PDCAを回してみてはいかがだろうか。その時、「縦を感じる」ことを忘れなければ、ふとした瞬間に「幸せを感じる」ことが訪れるはずだ。

今日も僕は、自分の幸せのために、PDCAを回したいと思う。