ZOZO SUITとは。服が人に合わせる時代へと。
株式会社スタートトゥデイがPBを発表した。代表の前澤氏42歳の誕生日に合わせられての発表だった。
【服が人に合わせる時代】とコンセプトを打ち出し、体のあらゆる部位の測定を行うスーツを無料で配布する。そのサイズにフィットするオーダー品が頼める、というわけだ。
ZOZOSUITは、街頭やコラボ企業経由等、圧倒的な速度で世界中で無料で配りまくり、体重計や体温計のように一家に一台の存在にします。そして、世界中のお客様の体型を最も知り尽くした企業となり、そのデータを元に一人一人にピッタリの服を提供する、世界でも類を見ないファッション企業を目指します。 pic.twitter.com/xNvquY2TJ1
— Yusaku Maezawa 前澤友作 (@yousuck2020) 2017年11月22日
一家に一台の存在になり得るかもしれないZOZO SUITが近未来的で僕の好奇心をものすごく刺激してくれたので概要を紹介したいと思う。
ZOZO SUIT(ゾゾスーツ)とは?
簡単にいうと、無料で配布されている(送料はかかるようだ)ボディスーツを着用し、胸にあるボタンを押す。
そうすると、アプリにおよそ15,000箇所もの部位の計測結果が集計される。その集計されたデータを元に今後登場してくるであろうシャツやパンツのオーダーをしていく、というわけだ。
公式HP(http://zozo.jp/zozosuit/)に概要がムービーに載っていたので少し紹介をしたいと思う。全編を見たい人はページへ。
ページを開くと現れるモデル。
試着はもう必要ない、というのは本当に革新的だ。特に男性は面倒くさがりが多いからこういった手間が省けるということに嬉々とする人が多いのでは。(少なくとも僕は嬉しい!)
スーツにより15,000箇所を正確に計測してくれる。それがアプリに反映されてオーダーが可能になるのだ。
よくよくサイズを確認しないで購入した時に感じるこういったことがなくなるということ。自分だけで選ぶのはわからないので店員さんに聞くという人もいるだろうが「なかなか聞けない」という人だっている。
フィットするという前提だとネットでも安心して注文できるし、サイズが違って返品するという面倒な作業もなくなる。
そう、それが全て過去のことになり、10年後にはこれが「当たり前」になっているかもしれない。僕らがみんなiPhoneを持ち始めたように。
計測して
注文して
届いた「フィットしている服」を着るだけ。やはりファッションで大切なのはフィット感、そして清潔感だろう。ただ、フィット感というのは結構難しい。シャツ1枚とってもブランドや国によって好みが違うのでフィット感が違う。そういった問題を全てクリアにする可能性があるのがこのZOZO SUITというわけだ。
ZOZO SUITを頼んでみる。
実際にZOZO SUITを頼んでみた。
公式HP(http://zozo.jp/zozosuit/)から頼めるのでやってみよう。
発表の通り無料で配られているのでカートに追加しよう。
必要な情報(身長/体重)を入力し、カートに入れるを選択する。
送料200円だけかかるようなので知っておこう。注文を確定するをタップ。
注文が確定した。これであとは届くのを待つのみだ。
実際に届いたらどんなことになるか、続編としてレビューしていきたい。
グローバルに展開するZOZO。
前澤氏はTwitterでこんなことも発表している。
ZOZOSUITは世界160カ国からも注文できます。本日よりグローバルサイトもオープンしています。https://t.co/j98Oa1f67I
— Yusaku Maezawa 前澤友作 (@yousuck2020) 2017年11月22日
ZOZOはこれから世界へと羽ばたいていくようだ。ファッションに言語はない。世界中の人の「面倒くさいけどかっこよく着たい」という思いが解決するこのサービスに、僕自身も体感しながら注目していきたい。